【葛飾区 眼科】コンタクトレンズ初心者が知っておきたい基礎知識

【葛飾区 眼科】デビュー前にチェック!コンタクトレンズの基礎知識について

コンタクトレンズは、眼鏡とは違って直接目に装着するものであり、安全かつ快適に使うには正しい知識と適切なケアが欠かせません。初めてコンタクトレンズを使う方は眼科を受診し、処方箋をもらう必要があります。こちらでは、コンタクトレンズデビュー前に知っておきたい基礎知識について解説いたします。葛飾区で眼科をお探しの方もぜひ参考にしていただければと思います。

コンタクトレンズの種類と特徴

コンタクトレンズの種類と特徴

コンタクトレンズには種類があり、メリットやデメリットなどが異なります。主な種類は以下のとおりです。

ソフトコンタクトレンズ

ソフトコンタクトレンズは柔らかい素材でできており、含水率が高いのが特徴です。柔らかさと高い含水率のおかげで、レンズが目に馴染みやすく、初めて装着する際の異物感も少なく、慣れやすいというメリットがあります。そのため、コンタクトレンズ初心者の方におすすめです。

ハードコンタクトレンズ

酸素透過性が高く、耐久性に優れているのが特徴です。また、汚れにくく、お手入れも比較的簡単です。ただし、ソフトコンタクトレンズに比べると異物感があり、慣れるまで時間を要することがあります。

使い捨てコンタクトレンズ

1day、2week、1monthと交換期間が異なり、ライフスタイルに合わせて選べます。1dayは毎日新しいレンズを使用するため衛生的で、レンズケアも不要です。2weekと1monthはコストパフォーマンスに優れていますが、毎日のレンズケアが必要です。

乱視用・遠近両用コンタクトレンズ

乱視や老眼を矯正するためのコンタクトレンズです。乱視用は乱視の軸や程度に合わせてレンズが設計されており、クリアな視界を得られます。遠近両用は、近くと遠くの両方にピントを合わせることができるため、眼鏡の掛け替えの手間が省けます。

それぞれの特徴を理解し、ご自身のライフスタイルや目の状態に合ったレンズを選ぶことが大切です。

コンタクトレンズの選び方

コンタクトレンズの選び方

コンタクトレンズは目に直接装着します。合わないレンズを使用すると、目の病気のリスクが高まります。そのため、目の形や大きさ、視力などに合ったレンズを選ぶことが大切です。

BC(ベースカーブ)とDIA

BC(ベースカーブ)はコンタクトレンズのカーブの度合いを示し、DIAはコンタクトレンズの直径を表す数値です。これらの数値は、眼科医による検査で測定します。

PWR(度数)

PWR(度数)は、視力の度合いを示す数値です。メガネの度数と同じとは限りませんので、測定して適切な数値を把握します。

含水率

含水率は、コンタクトレンズに含まれる水分量の割合を示す数値です。含水率が高いレンズは、柔らかくつけ心地が良い一方、乾燥しやすいというデメリットがあります。含水率が低いレンズは硬く、つけ心地は劣るものの、乾燥しにくいことがメリットです。

酸素透過率

コンタクトレンズが酸素を通す能力を示す数値です。酸素透過率が高いレンズは、角膜に酸素を多く届けることができるため、目の健康を維持するうえで重要なチェックポイントになります。

自己判断でコンタクトレンズを選んでしまうと、目に負担がかかり、さまざまなトラブルを引き起こすかもしれません。眼科を受診し、医師の診察を受けて適切なコンタクトレンズを選びましょう。

コンタクトレンズの正しい使い方

コンタクトレンズを安全に快適に使うために、正しい使用方法をマスターしましょう。

装着方法

ソフトコンタクトレンズ

まず、手をきちんと洗ってよく乾かし、清潔な状態にします。石けんやハンドクリームが残っているとレンズに付着し、トラブルの原因となることがあります。レンズを人差し指の先に乗せ、同じ手の中指で下まぶたを優しく引き下げ、もう片方の手の人差し指で上まぶたを軽く持ち上げます。

目を大きく開け、レンズを黒目(角膜)の中央にのせたら指をゆっくり離し、数回まばたきをしてレンズを安定させます。装着後に違和感がある場合は、レンズがずれているかもしれません。再度確認し、必要であれば位置を調整しましょう。

ハードコンタクトレンズ

ソフトコンタクトレンズ同様、手を清潔な状態にします。レンズを人差し指の先に乗せたら、親指と人差し指で上下のまぶたを軽く開き、レンズを黒目(角膜)の中央にのせます。指をゆっくり離し、数回まばたきをしてレンズを安定させます。

取り外し方法

ソフトコンタクトレンズ

鏡を見ながら、中指で下まぶたを軽く引き下げます。人差し指でレンズを白目のほうに優しくずらし、親指と人差し指でレンズを軽くつまんで取り外します。爪を立てないように注意しましょう。

ハードコンタクトレンズ

鏡を見ながら、人差し指を目尻に軽く当てます。耳側やや上方に指を軽く引いてまばたきをします。落ちてくるレンズを手のひらで受け止めます。

レンズケア

目の健康を守るためには、正しく装着・取り外しするだけでなく、日々のレンズケアも重要です。

洗浄

レンズケースにレンズを入れ、レンズが完全に浸る量の洗浄液を注ぎます。レンズの両面を指の腹で優しくこすり洗いし、保存液が残らないよう十分にすすぎます。こすり洗いは、レンズに付着した汚れやタンパク質を除去する重要なステップです。

保存

清潔なレンズケースに新しい保存液を入れ、レンズを保存します。レンズケースも定期的に洗浄・交換し、清潔に保ちましょう。

使用期限の遵守

使用期限を守り、古いレンズは使用しないようにしましょう。

コンタクトレンズ初心者の方は、使用方法やケア方法を正しく理解することが大切です。眼科で処方されたレンズの種類に合ったケア用品を使用し、指示されたケア方法を守りましょう。さらに、眼科で定期的に目の状態をチェックすることで、より快適なコンタクトレンズ生活を実現できます。

コンタクトレンズ使用時のトラブル

コンタクトレンズを使用していると、様々なトラブルが起こることがあります。よくあるトラブルには、以下が挙げられます。

  • 充血
  • 痛み
  • 異物感
  • 乾燥
  • かゆみ

コンタクトレンズの使用中にこれらのトラブルが発生した場合は、まずレンズを外して目を休ませることが重要です。また、異物が入っていないか確認しましょう。これらの対処法を試しても症状が改善しない、あるいは症状が悪化したなどの場合は、早めに眼科を受診しましょう。自己判断で市販の目薬を使用したり、放置したりすると症状がさらに悪化することも考えられます。早期に適切な処置を受けることで、目の健康を守れます。

葛飾区で眼科を受診するなら杉田眼科本院へ

葛飾区で目に関するお悩みを相談したいとお考えの際は、杉田眼科本院をご利用ください。患者様一人ひとりに合わせた治療法をご提案し、目の健康をサポートしております。治療・手術法、治療経過など、わかりやすく説明することを心がけており、疑問点や不明点を解消したうえで治療を受けられます。

さらに、分院の杉田眼科アネックスでは、コンタクトレンズの検査診査や処方、オルソケラトロジーの装用練習などを行います。お時間をいただくため、ご予約のうえ、ご来院ください。

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院名 医療法⼈社団達洋会 杉⽥眼科
住所 〒125-0041 東京都葛飾区東金町3丁目19−1
TEL 03-5660-1611
診療時間
  • 平⽇/8:30〜12:30
  • 平⽇/13:30〜17:30
  • ⼟曜⽇/8:30〜13:00
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