【松戸】眼科で白内障手術を受ける前に!日帰り手術のメリットとデメリット・注意点について解説
白内障は目の水晶体が濁ってくる病気です。加齢に伴って発症することが多く、早い方では40代頃から罹患し始め、80代以上になるとほぼ100%に達するといわれます。白内障は進行性の病気であり、日常生活に支障が出ている場合は手術を受けることが一般的です。かつては入院が必要でしたが、医療の進歩により、現在は日帰り手術が主流になっています。松戸周辺で、眼科での白内障手術を検討している場合、日帰り手術のメリット・デメリットや注意点などを押さえておくと、患者様ご自身の心身に負担がかからない方法を選択しやすくなります。
日帰り白内障手術のメリット

身体への負担が少ない
日帰り白内障手術は、身体への負担を最小限に抑える工夫が凝らされています。まず、手術時間は10分~15分程度と短時間です。また、麻酔には点眼麻酔や局所麻酔を使用します。全身麻酔に比べて身体への負担が少なく、術後の回復も早いです。また、2~3mm程度の小さな切開で行うため、出血や痛みも軽度で済みます。
その結果、患者様の負担を最小限に抑えつつ、手術を受けることができます。
入院費用がかからない
日帰りのため入院費用はかからず、一般的に手術費用と検査費用のみです。経済的な負担を大幅に軽減できます。入院を伴う手術と比較すると、数万円から数十万円単位で差が生じることもあります。
日常生活への復帰が早い
術後の状態が安定していれば、翌日から軽い運動やデスクワークなど、多くの日常生活の活動を再開可能です。日常生活への早期復帰は、仕事や家事などへの影響を最小限に抑えることにもつながります。
時間の節約
日帰り手術は、入院・退院の手続きや入院中の生活に費やす時間が不要なため、時間の節約になります。通院の回数も少なく、通院にかかる時間や交通費の負担も軽減されます。
精神的な負担軽減
白内障手術は「目」の手術ということもあり、不安を抱える方は少なくありません。入院しないことで、手術への不安やストレスを抱える期間が短縮されます。また、術後に自宅という慣れた環境で過ごせる、家族のサポートを受けやすいなどの理由も、精神的な安定につながります。
日帰り手術のデメリット・注意点

日帰り白内障手術は多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点についても理解しておくことが重要です。
視界がはっきりしていない
術後は、麻酔などの影響で視界がはっきりしていません。また、眼帯を装着した状態で帰宅することが多いため、普段と見え方が異なる点に注意が必要です。
付き添いが必要な場合がある
眼科によっては術後の安全確保のため、付き添いが必要な場合があります。事前に確認しておきましょう。
定期的な通院が必要
術後の経過観察や合併症の早期発見のため、定期的な通院が必要になります。眼内レンズが正しく配置されているか、眼圧に異常がないかなどをチェックすることで、安心して日常生活を送ることができます。医師の指示に従い、通院スケジュールを守りましょう。
家庭でのケアの重要性
術後の経過は、ご家庭で行うケアも影響します。特に感染対策は重要です。例えば、洗顔や入浴には医師の許可が必要になります。また、医師の指示通り、処方された点眼薬を正しく使用します。点眼前に手を清潔に洗い、点眼瓶の先が目に触れないようにしましょう。目を擦ったり、触ったりしないこともポイントです。医師の指示に従って適切なケアを行うことで、合併症のリスクを最小限に抑え、スムーズな回復へとつながります。
術後の合併症リスク
白内障手術は安全性の高い手術ですが、合併症が起こる可能性はゼロではありません。万が一、合併症が起こった場合は、速やかに眼科医にご相談ください。早期発見・早期治療により、重症化や視力への影響を最小限に抑えることができます。
両眼手術と片目ずつ行う手術の違い
白内障手術の手術方法には、両眼を同時に行うか、片眼ずつ分けて行うかの選択肢があります。
両眼手術のメリットは、手術と通院の回数が1回で済むことです。時間や費用を節約できます。一方、手術直後は両眼とも見えにくくなる、感染症が発生した場合は両眼に影響が及ぶことがある点を考慮しなければなりません。また、眼内レンズの度数調整は、片目ずつ手術を行う場合に比べて難しくなります。
片目ずつ行う手術の場合、先に手術した目の状態を確認してからもう片方の手術に臨めます。そのため、眼内レンズの度数をより正確に調整することが可能です。また、感染症のリスクも片眼に限定できます。ただし、手術と通院の回数は2回になるため、時間と費用は余分にかかります。
最終的にどちらの方法を選択するかは、患者様のライフスタイルや希望、医師の診断に基づいて決定されます。それぞれのメリット・デメリットをよく理解し、医師と十分に相談することが大切です。
医師との相談が重要
白内障の手術方法を決定する際には、医師との綿密な相談が不可欠です。患者様一人ひとりの目の状態やライフスタイル、希望などから最適な手術方法を選択するために、医師との対話は非常に重要です。手術方法の決定には、さまざまな要因がかかわってきます。
検査結果
白内障の進行度、角膜の状態、眼圧などの検査結果が手術方法の選択に影響します。これらの検査結果を医師と共有し、理解することが重要です。
ライフスタイル
読書や運転、仕事内容など、日常生活における視力への要求は人それぞれです。医師に具体的な生活スタイルを伝えることで、最適な眼内レンズの種類や手術方法を検討できます。
患者様の希望
手術に対する希望や不安、費用に関する考えなど、患者様の希望も重要な要素です。医師と率直に話し合い、納得のいく選択をすることが大切です。
例えば、眼内レンズには単焦点レンズ、多焦点レンズ、トーリック眼内レンズなど、さまざまな種類があります。単焦点レンズは、一定の距離にピントを合わせたレンズです。一般的に遠距離にピントを合わせます。術後、眼鏡なしで遠くが見えますが、近くを見るためには老眼鏡が必要です。多焦点レンズは、複数のピントを持つレンズで、遠方、中間、近方のいずれも眼鏡なしである程度見えるように設計されています。ただし、コントラスト感度が低下したり、夜間に光がにじんで見えたりすることがあります。
どのレンズを選択するかは、患者様の生活スタイルや希望などによって異なります。また、手術に伴うリスクや合併症についても十分に理解することが重要です。疑問や不安があれば遠慮なく医師に相談し、納得したうえで手術に臨みましょう。
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