アイフレイル・眼ドック

アイフレイルはご存じですか?

フレイルとは「健康」と「要介護」の中間の状態をいいます。 加齢や様々な外的ストレスが加わることにより目の機能が低下した状態を「アイフレイル」といいます。
この時期に適切な治療・対処を行うことにより、進行を抑えることが出来ます。
視機能障害を持つ方の割合は、2030年には70歳以上で200万人にも達すると言われています。目においても早期発見早期治療が大切です。

アイフレイルチェックリスト

アイフレイルチェックリスト

出典:アイフレイル啓発公式サイト

眼ドックのご案内

眼ドックをお勧めする方

  • 自覚症状がない病気の早期発見・早期治療をしたい方
  • 血縁者に緑内障の方がいる方
  • 糖尿病や高血圧の方
  • ストレスが多く、何となく目の症状が気になる方

将来のリスクを予測し予防につなげ、目の健康寿命をのばすという目的のもと40歳をこえましたら、年に1度の定期的な眼ドックをお勧めいたします。 当院では、4つのコースをご用意いたしました。

※眼ドックは、予約制で杉田眼科本院のみの実施で自費となります。
杉田眼科アネックスでは、実施しておりませんのでご注意ください。

費用(自費)

緑 内 障 ドック :15,000円(税込)
網膜・黄斑ドック :15,000円(税込)
VDT症候群ドック:15,000円(税込)
眼トータルドック :20,000円(税込)

緑内障ドック:15,000円(税込)

約1.5時間

① 問診 現在の症状・既往・家族歴等をお聞きします
② 視力検査 裸眼と矯正した状態の視力検査です
③ 眼圧検査 目の硬さ(内圧)を検査します
④ 隅角検査 房水の排水溝である隅角の状態を撮影します
⑤ 眼底検査(無散瞳) 目の奥の網膜・血管・視神経乳頭等の状態を検査します
⑥ 眼底撮影 (超広角眼底カメラ) 眼内を広範囲に無散瞳で撮影が出来ます
⑦ 視神経網膜断層撮影(OCT) 網膜の断層撮影を行い、視神経の状態を精密に検査します

緑内障は初期にはほとんど自覚症状がなく、多くは進行してから気づくことになります。 一度かけた視野は戻りません。早期発見が非常に大事になります。日本では40歳以上の 20人に1人が緑内障に罹患していると言われており、失明原因の第1位となっています。

網膜・黄斑ドック:15,000円(税込)

約1.5時間

① 問診 現在の症状・既往・家族歴等をお聞きします
② 視力検査 裸眼と矯正した状態での視力検査です
③ 眼圧検査 目の硬さ(内圧)を検査します
④ 眼底検査(無散瞳) 目の奥の網膜・血管・視神経乳頭等をチェックします
⑤ 眼底撮影 (超広角眼底カメラ) 眼内を広範囲に無散瞳で撮影が出来ます
⑥ 視神経網膜断層撮影(OCT) 網膜の断層撮影を行い、黄斑部の状態を精密に検査します

黄斑や網膜が生活習慣(高血圧・糖尿病・喫煙)や加齢により障害されると、見え方に 様々な影響が出てきます。初期には自覚症状に乏しいこともあり、黄斑疾患の一つである 加齢黄斑変性は日本では失明原因第4位(欧米では第1位)となっています。

VDTドック:15,000円(税込)

約1.5時間

① 問診 現在の症状・既往・家族歴等をお聞きします
② 視力検査 一般的な視力検査です
③ 屈折検査 近視・遠視・乱視の程度を測定します
④ 眼鏡視力検査 現在の眼鏡が適正であるかを検査します
⑤ 眼圧検査 目の硬さ(内圧)を検査します
⑥ 調節検査 ピントを合わせる機能を検査します
⑦ 眼位検査 斜視の有無を検査します

VDT症候群とはパソコンやスマートフォンなどの画面を長時間見続ける作業によって目の疲れを生じる病気です。
症状としては、目の渇き・かすみ・充血・しょぼしょぼしたりピントが合いづらくなったりします。そのほか、首・肩こり・手足のしびれ・不眠・イライラするなどの身体的・精神的症状など多岐にわたります。

眼トータルドック:20,000円(税込)

約2時間

① 問診 現在の症状・既往・家族歴等をお聞きします
② 視力検査 一般的な視力検査です
③ 屈折検査 近視・遠視・乱視の程度を測定します
④ 眼鏡視力検査 現在の眼鏡が適正であるかを検査します
⑤ 眼圧検査 目の硬さ(内圧)を検査します
⑥ 調節検査 ピントを合わせる機能を検査します
⑦ 眼位検査 斜視の有無を検査します
⑧ 角膜内皮細胞検査 角膜の透明度に影響する内皮細胞の数や状態を検査します
⑨ 眼底検査(無散瞳) 目の奥の網膜・血管・視神経乳頭等をチェックします
⑩ 眼底撮影 (超広角眼底カメラ) 眼内の7割の広さを無散瞳で撮影が出来ます
⑪ 視神経網膜断層撮影(OCT) 網膜の断層撮影を行い、視神経・黄斑部の状態を精密に検査します
⑫ 隅角検査 房水の排水溝である隅角の状態を撮影します
⑬ 涙液分泌量検査 涙の量や涙が乾くまでの時間を検査します
⑭ 医師による診察

各ドックの検診結果は、後日郵送にてご通知いたします。
その後、治療が必要となった場合は、保険診療となります。