片側の目の周囲が軽くピクピクとけいれんすることから始まり、徐々に同じ側の額、頬、口、あごなどへ広がります。けいれんの度合いが強いと、表情がつっぱったようになり、筋肉のまひが生じてくる場合もあります。
この病気は、ストレスなどの原因により、顔の筋肉の運動を支配する神経が不調をきたしていることによって引き起こされます。通常は片側にみられますが、まれに両側にみられることもあります。
顔の周りには小さな筋肉が集まり、それぞれの動きの組み合わせで微妙な表情がつくられますので、相手に誤解を生じさせることもあるでしょう。そのまま放っておいて自然に治る病気ではありませんので、早めに治療を開始することをお勧めします。