涙道が閉塞して早期であれば、内視鏡による治療で治る可能性が高くなります。
涙道がつまって長い年数が経過している場合や、涙道が元来非常に細かったり、湾曲が強い場合などは、内視鏡を使った方法では最後まで治療が難しいことがあります。今回の治療で涙道閉塞がなくなり、症状が改善される方は全体の8割くらいということをご了承下さい。
また、一度この手術で良くなっても再閉塞することもあります。際閉塞の場合は、再手術で何回かカテーテルを入れなおす治療をすることで、完治する確立が高くなります。
この内視鏡治療で治療が困難な場合、涙嚢と鼻腔を直接つなげる涙嚢鼻腔吻合術の適応となり、ご希望の患者様には紹介をさせて頂きます。